HuMAが担当している避難所には全体的に若い方が少ないかもしれません。他の避難所から緊急に80人が数日後ここに移動して来るため、場所作りのための物の移動を行うにも、力仕事なので人手が足りなく困っておられました。HuMAメンバーでお手伝いをしました。
床から起き上がれず不便に感じている高齢者が2名おられます。震災以降急激に足腰が弱り始め、既に立ち上がることさえ難しくなっているとのことでした。
山岳ガイドさん2人と共に物資山積みの体育館へ。段ボールベッドをリヤカーで運び、手早く完成させ、布団を敷き横になって頂きました。足を下ろして坐位に移りやすいことを確かめてもらうと、「ありがたいわぁ。こんなことならもっと早く頼めばよかったわ」としみじみと言っておられました。
ベッドを組み立てる | 段ボールベッドは起き上がりも楽で嬉しいとのこと |
他にも数件、同じようなケースの方のためにベッドを設置しました。2つ目のダンボール箱を組み立てる時、手伝いたいと本部長さんが加わってくれました。この地に縁のある理科の先生だったそうです。この避難所のまとまりが良いのは、本部長が地域の人々から集めている絶大な信頼ゆえなのかもしれません。
その他活動や被災地の様子
モバイルエコーで診察中 | 地面から飛び出る水道管 |