お知らせ

若さの輝き (10.26)

今日は、朝の入浴介助がいつもよりゆったりと始まり、穏やかな一日となりました。中でも、105歳と102歳というご高齢の女性入所者の方々との出会いは、私たちに大きな感動を与えてくれました。手押し車を押しながら、自らの足でしっかりと歩かれ、とろみ粉なしのジュースを「ご馳走様」と笑顔で召し上がっていました。その若々しい姿に、私たちは思わず見入ってしまいました。

午後からは、新しいHuMAのロジメンバーが合流し、チームにまた活気が溢れました。一方、これまで一緒に活動してきたメンバーが、今日でチームを離れることになり、寂しい気持ちも。そんな中、いつも手芸が得意な入所者の方から、折り紙で作った素敵な箱をいただきました。「今日で最後の子に渡しといてね」と、温かいメッセージとともに。

1月の地震でHuMAが活動していた宝立小中学校の避難所は閉鎖となり、現在は宝立公民館が新たな避難所となっています。そこで、以前お世話になった方々を訪問しました。HuMAが地域の高齢者介護施設で支援活動を行っていること、そして珠洲を訪れていることを喜んでいただき、久しぶりの再会に話が弾みました。 現在の珠洲の状況や、住民の方々が抱える不安や心配事など、様々な話を伺う中で、私たちの支援がいかに大切なのかを改めて実感しました。「また今回の支援で、本当に助かった人もいると思うよ」という言葉に、活動の意義を改めて感じました。被災された方々の笑顔が、私たちの活動の原動力です。