10月20日HuMAのメンバーは、日々の仕事と両立しながら施設への支援を継続しています。メンバーは入れ替わりますが、綿密な引き継ぎを行うことで中断のない支援体制を構築し、施設の皆さまに安心して過ごしていただけるよう努めています。
本日も派遣メンバーの交代がありました。看護師1名の施設の支援が始まりました。初めて1人で車椅子2台を操作しお風呂場まで大小様々な段差のある道を移動しましたが、施設の職員の方々や入所者の方々に温かく迎え入れられました。
入所者さんは「そこの段差大きいから気をつけて」「私はいいけど、この人(もう1人の車椅子の方)はその段差を超える時は後ろ向きで行った方がいいよ」などと教えてくれました。また、職員の方々も、私たちに丁寧に指導してくださいます。入所者さんの顔を見ただけで、服、おむつのサイズや種類、靴下、靴、入浴後の水分の種類ととろみの強さなどを把握されており、いかに一人一人に向き合ってらっしゃるのかを実感し頭が下がります。
1月の能登地震の際、この施設を訪問した際には、停電で大変な状況でした。しかし、現在では手すりや窓が磨き上げられ、温かい雰囲気が戻ってきています。人員不足の中、着実に復興が進んでいることに心から感銘を受けました。
10月21日本日で水害発生から1ヶ月経ちます。午前午後合わせて約25名の入浴介助を実施しました。
今後も、ボランティアとして、少しでもお役に立てるよう尽力してまいります。
お風呂に向かう廊下に置いてあった観葉植物 |