HuMAが支援している七尾市の恵寿総合病院では、本日退院の方がおられました。まだ貧血や疲労が見受けられたため、まずは赤ちゃんをお預かりし、約4時間ほどぐっすり寝ていただきました。その後、ご自宅での育児に関する質問にお答えしました。ご自宅は幸い、水や電気がすぐに復旧したとのことで、安心しました。
出産直前に地震が発生し、転院を繰り返し、更には分娩出血の多量により退院が延期されるという苦しい状況に立ち向かいながらも、乗り越えたその強さに感動しました。パパとの対面も果たし、無事に退院できたことを心から嬉しく思います。
日中はベビーの沐浴や体重測定、夜間は赤ちゃんのお預かりなど、応援夜勤と日勤とでできることを支援チームの助産師と看護師で協力し合い、病棟スタッフにも都度お声がけしながら、積極的にお手伝いさせていただきました。
珠洲市の避難所では、本部長が発災後も一日もお休みせず働き続けています。ご負担を軽減するため、皆で協力して避難所の生活環境を改善し、避難者の健康を保つよう心がけています。派遣メンバーはダンボールベッドの作成や布団の搬入を続けています。今日はHuMAメンバーに加えて、福井県職員、自衛隊、そして避難所の方々も協力してくださり、92組の布団の配布とダンボールベッドの追加作成を完了しました。多くの感謝の言葉と笑顔を頂き、こちらも嬉しく思います。
本日、お昼過ぎには余震がありましたが、避難所の安否確認では問題はありませんでした。巡回診察でも安否確認を行いましたが、皆さんご無事で問題ないようで、安心しました。
夜間診療も変わらず続けています。数件の診察を行いました。
自衛隊、福井県の皆さまにも布団配布にご協力頂きました | 巡回診療。高血圧の方を訪問 |