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HuMAの活動
PWJ主催:2020年度 多機関連携災害時医療救助訓練


報告書 

活動日:2021年3月6-7日
活動場所:広島県神石高原
 

 

活動概要
PWJ主催の多機関連携連携災害時医療救助訓練に参加

医師、看護師、ロジによる5人編成のチームで訓練に参加しました。初めての開催とのことで、開会式では、神石高原町の入江町長、PWJ大西代表からのご挨拶がありました。

南海トラフ巨大地震・大津波の想定。PWJ(空飛ぶ捜索医療団)、DMATロジスティックチーム、 HuMAが災害医療支援船で現地に派遣され、現地DMAT(広島共立病院)と協働して、テント診療によるフィールドホスピタルを設営する、という設定です。

訓練開始後、リーダー達がレイアウトを設計し、全員でフィールドにテントを展開。互いのチームの携行資機材を確認し、役割分担をした後、診療スペースを設置。PWJの資機材やロジ隊員の多さに圧倒されつつも、ミーティングではHuMA医師もリーダシップを発揮しました。

夜、雪がちらつく中HuMAチームは持ち込んだ発電機で灯をつけ、持参したカップ麺やPWJ提供のアルファ米をいただきました。 10年前の東日本大震災支援活動では山岳ガイド協会の方々に大変お世話になったことを思い出しながら、黙食しました。現地の学生さんが視察に訪れ、交流する機会もありました。

訓練会場。かなり寒い 各団体と資機材の確認

冷たく強い風の中、診療用のテント設営をおこなう 皆様のご支援で購入した高機能医療モニターを持参しています
野営の訓練 夕食をとるテント。東日本大震災支援活動を思い出す
二日目の3月7日は、南海トラフ巨大地震・大津波の想定でした。フィールドホスピタルでの診療(ER・病棟など)、救助現場での瓦礫の下の医療、ヘリコプターを使用した傷病者の搬送など様々な活動内容がありましたが、現地指揮所での打ち合わせの結果、HuMAはフィールドホスピタルのERを任されることとなりました。

朝早くから患者が来院され、診療開始。外傷や薬処方希望、突然発症の頭痛など、重症度様々な患者が次々と来院。日本語が分からない外国人の方もおり、Google翻訳を使ったりも音声入力が十分機能しなかったりコミュニケーションに難渋しました。本部も、感染症が判明した傷病者の対策に追われていました。緊急処置必要と判断された患者は、HuMA看護師の付添いのもとヘリコプター(実機)で高次医療機関へ緊急搬送となりました。

瓦礫サイトからもメディカルチーム派遣要請がかかりました。広島DMATの医師とHuMAの助産師が現地へPWJの搬送車にて治療に向かいました。HuMAは少ないメンバーながらも資機材も持ち込み、自己完結をめざして過酷な環境の中、奮闘しました。

診療件数は50件ほどで活動は終了となりました。今回の経験を元に、実災害発生時に多くの被災者を救えるように、PWJの救助スタッフ等も含めて課題を共有し振り返りを行いました。

3月上旬の昼間でも神石高原ティアガルテングラウンドは 何枚も重ね着が必要なほど極寒でしたが、大変充実した内容の訓練でした。

スペイン語患者とスマホの翻訳を使いながら診察 救急患者対応。この方も中国語のみ可で対応に苦慮
ヘリ搬送の付き添いをするHuMA看護師 瓦礫サイトに向かう準備をするHuMA助産師
これからも各団体、手を取り合い、最も支援を必要とされる被災地への迅速な医療支援、
急性期から復興期にかけての息の長い支援を行って参ります!
 HuMA Facebookでも報告を掲載しています  


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