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HuMAの活動 - 2010チリ地震被災者支援のための初動調査

初動調査チーム(高田洋介看護師)活動レポート

2010年3月11日(木)
 本日、サンチアゴで調査活動を開始しました。
 先発のJPF田口氏、ICA佐藤理事長が入国した際は空港の建物が使えず、駐車場に展開された大型テントで入国審査等を行っていましたが、私達は通常の施設で入国しました。空港の天井は部分的に破壊され落ちていました。現在、施設の機能は50%まで回復、国内線・国際線の離発着は90%まで回復し、コンセプシオンまでの国内便も運行しています。
ICA-Chileのスタッフ (写真)ICAチリ事務局のスタッフが空港に迎えに

  ホテルに到着後、JICAチリ事務所にアポをとり訪問ました。対応してくださった菅野氏は、震災翌日からコンスティトゥシオンやコンセプシオンなどに入り、大使館とともに邦人の安否確認を行っていました。 現在は外出禁止令の時間帯が21時から6時までに緩和されております。インフラは固定電話が一部不通、携帯電はつながりにくいエリアがある、ガスは一部不通、電気は回復、水道は回復しているが道路から水が溢れているため、おそらく水は出るが水圧は低いのではないかとのコメントでした。物流も回復しつつあり、商店に商品が入り始めている、小さな街は比較的、支援が後回しになっている傾向があり、NGOや有志が集まって食糧を運んでいるとのことです。 医療にかかわる被災地の情報は今回はまだあまりありませんでしたが、詳細情報は後日、現在現地入りしているJICAスタッフから入る予定です。

 現在、チリ政府のスタッフは全国併せて100名程度で構成されており、圧倒的なマンパワー不足状態ということで、外国チームの問い合わせに対応している暇がないとの話でありました。また、本日、大統領が男性の方に変わりました。おそらく各省庁のトップの改編も行われるため、行政の動きにも変化がおこり、さまざまな手続きにも遅れが出ることが予測されています。

 JICA訪問時にM6.0-6.9の比較的大きな余震が3回あり、ビルからの避難指示が出たので、JICAからの聞き取りは後半、公園で立ち話でした。この余震で津波警報が出て、海岸近くの町では大規模な避難が行われました。テレビやサンチアゴでも見かけましたが、地震の揺れに泣き出す方が数名おられ心的なトラウマがあると感じました。しかし多くの方は冷静な行動が取れておりました。
 3月11日の余震は、M5.0-6.0が結局20回ありました。
JICAにて余震で避難してきた人々JICAからの情報収集
(写真左)JICAチリ事務所にて・ (写真中)余震で避難してきた人々・ (写真右)JICAからの情報収集

 午後はICAチリ事務局を訪問しました。本日、JPFとICAジャパンがコンセプシオンからサンチアゴに戻ってくるので、明日3月12日午前に会議を持つ予定です。出席者はJPF、ICA Japan、ICAチリ、ICAチリの医師(7施設の統括をしている)、HuMAの予定です。この結果を踏まえて、今後の行動を検討します。
ICAのオフィスで (写真)ICAチリ事務局でブリーフィング  
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