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HuMAの活動
2019九州北部豪雨災害の被災者に対する保健・医療支援


報告書 

活動日:2019年11月13日
主な活動場所:佐賀県杵島郡大町町

大町町総合福祉保健センター美郷、大町町役場、順天堂病院、大町町公民館、佐賀県庁

本日の活動概要
大町町総合福祉センター内視察と情報収集、子育てサークル視察、大町町ローラー作戦会議出席、大町町内視察、佐賀豪雨災害に伴う保健医療活動に関する振り返り出席

HuMAは9月12日に派遣活動を一旦終了しましたが、現地の要望もあり、フォローアップをおこなっています。今回で3回目の訪問となります。

美郷の避難所は10月20日で閉鎖しました。30日まではグリーンコープによる炊き出しがあったため、一部職員が遅出勤務で対応していたそうです。大量にあった支援物資は、被災者へ提供したりなどしてほとんどが片づけられ、日常の風景に戻りつつあります。 一方、浸水被害によりまだ自炊が出来ない被災者もおり、現在もグリーンコープが食事の提供を継続中です。自立への支援も検討中です。

保健師や職員の週末勤務はなくなりました。しかし、「大町町内で支援が届いていない家庭がないかを確認する目的で数百世帯を回る」という「ローラー作戦」の対応等もあり、保健師や一部職員はいまだに多忙を極めています。災害時の個票などの整理は手付かずになっているようでした。メンタル面でのサポートが必要な職員は精神保健福祉センターで相談対応可能となっていますが、相談に来られていない人もいる様子で、管理者向けのメンタル研修を開催予定とのことです。

【健康教室・健診等の事業状態】
この日、美郷では「子育てサークル」が開催され、消防署員から親御さんへ小児の心肺蘇生法のデモストレーションと指導が行われました。子供たちは救急車と消防車の見学をしていました。災害対応で滞っていたがん検診・特定健診の予約受付を開始しているそうです。成人向けの健康づくり教室は月1回開催していましたが、災害対応で2回延期したため別日で調整を行いました。母子健康相談は毎月2回開催されていましたが、10月12日から問題なく開催できているとのことです。母子健康手帳の交付は被災で混乱している最中でも継続していました。

【大町町ローラー作戦会議】
大町町役場で大町町ローラー作戦会議に出席しました。先述のローラー作戦は11月9日に初回が実施され、調査対象172件中80件を佐賀災害支援プラットフォーム(SPF)が訪問しました。しかし聞き取りを出来たのは50件で、残りは留守であったそうです。今後のローラー作戦は、SPFとグリーンコープが共同で実施予定とのことです。ローラー作戦により各戸で聞き取りした内容は総務課が取りまとめ、対応が必要な用件は各部署へ引き継ぐ形式をとっており、保健医療的にフォローが必要な場合は保健師が戸別訪問を行います。

【大町町内視察】
順天堂病院や大町町公民館を視察しましたが、町自体が平穏な雰囲気でした。順天堂病院横の薬局はプレハブで業務を再開しており、新設された建物も間もなくオープンする様子でした。大町町公民館内は避難所であった要素は感じられず、地域サークル等が行われていました。1階にある調理室は、現在もグリーンコープが提供する食事を作る場所として確保されていました。

【佐賀豪雨災害に伴う保健医療活動に関する振り返り】
災害時の対応と保健医療活動に関する振り返りが行われましたが、HuMAもその会議に参加しました。HuMAは災害時、大町町避難所の体制設備業務を主に行いましたが、今回の会議では色々アドバイスを求められたりしました。継続的に関わっているからこそ、今でも現地と良好な関係を築くことが出来ています。

・・・・・
ローラー作戦で美郷の保健師が引き継いだ戸別訪問のサポート、災害時の記録整理への協力、今後の防災・減災に向け改善や策定などへの助言など、復興のため今後もHuMAがやれることを検討し実行していければと思います。

美郷避難所は10月20日で閉鎖 綺麗に片づけられていた

子育てサークルが開催されていた。
消防車を見学する子どもたち
消防署員から保護者へ
小児心肺蘇生法のデモストレーションと指導を
保健医療活動の振り返り会にHuMAも参加
   

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