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HuMAの活動
2019台風15号被害に対する支援活動(千葉)


報告書 

活動日:2019年9月15日
主な活動場所:千葉県館山市

本日の活動概要
2チームに分かれて活動した。病院支援チームは、医師による安房地域医療センター救急外来での診療・治療、看護師による診療の補助や看護師業務施行。個別調査チームは、館山市役所の全戸訪問調査をおこなった。

HuMAは医師と看護師を2名ずつ派遣しており、本日は救急外来で患者さんの診察治療をするチーム(医師・看護師各1名)と、自宅生活をされている方を訪問し健康に関する問題がないか調査するチーム(医師・看護師各1名)に分かれて活動しました。

●診察・治療チーム
安房地域医療センター救急センターにて、HuMA医師は診療を主として活動しました。日勤帯で救急センターに来られた患者数は76名。外傷や打撲、脱水症状、脱水によると思われる脳梗塞、他に、片付け中に蜂に刺された方が4名もおられたり、停電後より食欲不振にて点滴投与を連日されている方もおり、その他、犬や猫による咬傷も数名ありました。飼い犬も含まれており、発災にて興奮状態によりペットが攻撃的になっている可能性もあるのではないかと考えました。災害関連と思われる疾患は約半数にわたっています。

また、夕方から大雨の予報が出ていたため、屋根瓦が吹き飛んでいる被災者が自ら屋根にブルーシートを張ろうとして転落する事故が多発しており、安房地域医療センターでも6名もの受診があり、特に重傷であった1名は他院へ搬送されました。外傷の受診が多いため、外科担当の外勤で来られている医師は患者対応に追われています。

HuMA看護師の派遣により、自宅が停電・屋根の損壊のある看護師には休みを取ってもらうことも出来ました。

●全戸訪問調査チーム
12日午後の保健医療調整本部設置から13日夜までの一日半の調査にて、水・電気・トイレ・食料が用意されていない避難所に入る理由もなく、車移動もままならぬまま、その4点が揃っていない自宅で困難に耐え忍んでいる高齢者が多いことが判明しています。昨日の会議にて、避難所調査だけでは解決できないそれら「隠れた被災者」の把握が課題であると結論づけられ、市の地域包括支援センターとの情報共有、および民生委員や保健師と協働しての全戸調査を目指します。

館山市役所の意向を受けて、館山市役所の健康調査票を使用し、65歳以上の方、障害をお持ちの方、医療支援が必要な方を中心に、健康状態の確認をすることになりました。他団体総勢18名でタッグを組み、西岬地区全域を担当します。2016年熊本地震における阿蘇市での支援経験を踏まえて、全戸訪問時の不在者宅に行政からのお知らせ等を紙媒体情報として配布することを市役所職員に案を提示し、許可を得たため西岬地区を訪問するチームに配布依頼をしました。西岬地区は昨日まで停電を繰り返しており、地域の避難所には50名程度の避難者がいるだけで、他の住民は自宅で生活をしている現状です。医療ニーズの有無及びライフラインの充足状況の確認が急務です。

HuMAは1車両で全戸訪問を開始、天候は崩れませんでしたが、海辺には別荘が多く立ち並び、また住宅へ続く道は細い道が多く、倒木や落葉が片付いていない小道も散見され、戸別訪問は難渋しました。全戸訪問の全体の結果として、18名の医療者で、約120人の健康調査を行うことが出来ましたが、西岬地区は共助作用が機能しており、独居老人であっても近所の人たちが配慮をしてお互いに助け合っている印象でした。

他の医療チームは収束する方向性であり、HuMAは館山市の全戸訪問を引き続き支援します。

医療者の派遣ができる数少ない団体として、HuMAが頑張らないといけない局面だと考えています。九州佐賀での活動に続いて休む間も無くの派遣となっており、皆様のご支援が必要です。ご寄付を何卒お願いいたします。
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HuMAが支援に入っている安房地域医療センター  


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