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HuMAの活動
2017-2018ミャンマー避難民本隊人道医療支援


7次隊 報告書と写真 

活動日:2018年3月9日
活動場所:ハキンパラDCHT診療所

本日の活動概要
DCHTの診察補助、見学、提案

久しぶりに朝からキャンプ内のDCHT(Dhaka Community Hospital Trust)診療所に向かいました。道中とくに問題なくキャンプに到着、キャンプ入口の軍によるチェックは、今日は誰もおらず、金曜日(ムスリムの休日)だからお休みということでした。

クリニックも患者は少なく、数人が待合室で待機している程度でした。HuMA5次隊より依頼を受けていたドプラーが、昨日届いたとのことで見せてもらい、動くことを確認。受診に来ていた9か月の妊婦のために、若手の女医に実際に使用してもらい、動作確認をしました。その後現場責任者のDr.Sharmaのエコー検査の様子を見せていただきました。また、1人の患者に対してHuMA医師が代わりに検査をする様子を見ていただき、Dr.Sharmaにご指導いただきました。モニター画面の映り方が少し日本と異なりますが、問題なく使えることがわかり、これなら今後HuMA医師から他のDCHTスタッフに使い方を指導することも可能という感触でした。胎児の観察項目は日本の胎児エコースクリーニングより少なく、わりと短時間で検査が終わります。患者が多いために、そうせざるを得ないのかもしれません。

次に、診察室でDr.SharmaとHuMAができること、7次隊で考えている目標について話し合いました。電動血圧計はコンセント式ならだれでも測定できるし良いかもしれない、とお墨付きをいただきました。妊婦の動線をわけて、看護師や助産師に簡単なチェックをしてもらう分業案も賛成してくれました。母子手帳については、 バングラデシュにあるはずの母子手帳を見ていただいたところ、産科に特化した大きな病院では使用しているが、それ以外の一般病院では使っておらず、ほぼすべてのスタッフがあまり見たことがないという反応でした。ページも多く、文章ばかりのページもあるため、字が読めない避難民には使えないだろうと言われました。他の団体からすでに生活指導などの資料は多く配られていますが、識字率が低い避難民は破って鼻をかんだり、他の用途で使って捨ててしまうことが多いそうです。必要な絵を中心にしたページをピックアップして、現在使用しているANC(妊婦ケア)カードの裏と、もう1ページ程度に印刷する程度にまとめ、これまで通り次回持ってくるように、捨てないように、ときどき見ることができるような形で指導すれば使えるのではないかと提案頂きました。

患者の動線については、昨日、ダッカDCHTの今ミッションの実質トップの方と一緒にエンジニアが来て、今後の雨季対策の視点でクリニックを見て回り、クリニックのまわりの排水の調整計画を立てていたとDCHTスタッフより情報を得ました。さらに、今後男性の患者が待つ場所を“クリニックの前のスペース”に“屋根付き”で作り、今の待合スペースには妊婦を中心とした女性だけとする分離計画を遂行していく方針とのことでした。倉庫を外において妊婦の栄養セットをそちらに移すことも計画に組み込まれ、2、3日後には作業が始まるそうです。雨季に入るのにクリニックの外に待ち合いスペースをつくることはどうかと思いましたが、屋根も作るし大丈夫だと言っていました。

金曜日のため患者も少なく、男性スタッフはお祈りに行くため13時にはクリニックは診察終了し、我々も早めにキャンプを後にした。途中で他機関で働く日本人医師に電話をし、情報共有を行いました。Balkahli地区では水痘とムンプスがアウトブレイクしており、麻疹は最近減ってきたところとのことでした。この情報をEWARS(Early Warning, Alert and Response System)に報告した方が良いと思われます。

18時半から他団体と会食をしながら情報共有を行いました。現在、他団体がVISAの問題で一時拘束されたために、各団体が慎重な対応を取っているようです。医療支援に関する情報収集だけでなく、今後の政府の方針や動向を後続隊のためにもきちんとフォローしていく必要があると感じました。


Dr.Sharmaと共に胎児スクリーニングのエコーを
若い産婦人科医に指導するHuMA医師
Dr.Sharmaへ色々提案をするHuMA医師


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