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HuMAの活動
2017-2018ミャンマー避難民本隊人道医療支援


7次隊 報告書と写真 

活動日:2018年3月5日
活動場所:ハキンパラ地区

本日の活動概要
視察、情報収集

HuMA6次隊ロジと7次隊2名で キャンプに到着し、まずはDCHT(Dhaka Community Hospital Trust)のクリニックに向かいました。非常に患者が多く混雑しており、ゆっくりDCHTスタッフと話をすることが出来ませんでした。広い待合スペースの一角を、妊婦に配布する食料が占領しており、診察を待つ患者が一列に並ぶことができず、雑然としていました。

現場責任者の医師と女医各1名の、合計2人で診察を行っており、多くの妊婦が採血検査を受ける結果となっていました。妊婦にはANC(妊婦ケア)カードが配布され、受診の記録がそこに残されていました。前日に行われた6次隊からの引き継ぎミーティング時に、“診療所の分娩室が普段空室になっていることが多い”ということが着目点としてあがりました。待合室の人混みを緩和するためにも、妊婦の動線を変更し、一般患者と妊婦の分離も考慮し、来院後すぐに分娩室に案内する流れを考えました。普段空室の分娩室で、血圧測定、子宮底長測定、浮腫の有無(できればドップラーなど)まで、助産師か看護師が行うという動線の変更です。DCHTプログラムオフィサーにこの件について提案した所、賛成してくれましたが、スタッフ皆と明日相談するとの事で、返事待ちとなりました。

その後、ハキンパラ内医療サービスリストから現在活発に活動していそうなところを抜粋した、DCHTを含む6施設のうち3施設を訪問しました。今回は特にハキンパラ地域での横の連携を強化する目的で、聞き取り内容をアウトリーチの情報、母子手帳や妊婦健診の情報、多組織とのコラボレーションなどに絞って質問し情報収集しました。結果、他の施設は妊婦が来院するというだけでDCHTに紹介していたり、またエコーや採血など検査が必要な妊婦はDCHTに紹介するなどDCHTが頼りにされている現状が理解できました。 BRACではDCHTと同じように患者を追跡できるようなIDをしっかり記録し、母子手帳を使っていることがわかりました。各住戸の訪問やカウンセラーによる相談、ワークショップや助産婦へトレーニングを行なうなど、ハキンパラの中ではBRACはかなりシステマティックに活動している印象を受けました。 

本日訪問出来なかった他2つの施設は明日以降再度訪問する予定です。今日訪問した3施設からの情報をまとめると、妊婦はDCHTかBRACでの分娩が現状では多く、特にDCHTの診療所には他施設にないエコーや検査機器があるため、合併症のある妊婦や異常が疑われる妊婦が紹介され受診に至る可能性が高いことが判明しました。

午後はDCHT女医に診療状況について話を伺うと、この2日は休憩も昼食も取れずに40〜50人の妊婦の診察をしていたといいます。もう1名の現場責任者の医師は自身のクリニックを持っており戻ったりするため、ほとんどの時間を女医一人で対応しなければなりません。しかし、まだエコーのトレーニングを受けていないため、妊婦のエコーはできず忙しすぎて習うこともできていません。彼女は「現状医師が足りておらず、4〜5人は医師が必要だ」と考えていました。そこで、彼女の負担を減らすためにも、血圧測定や子宮底長測定など助産師か看護師ができることは分担してもらうように変更してみてはどうかと提案しました。すると、女医は「それなら負担減になるかもしれない」とコメントし、良い感触を得ることができました。明日以降、看護師・助産師と妊婦健診の業務を分担し、医師の負担を軽減できるような動線変更も含めたシステムをDCHTへ提案したいと考えます。

ホテルに戻って食事をしながら、PWJ(Peace Winds Japan)スタッフとこれから の計画や次年度の予算のことなど情報共有を行いました。他、これまでの6次隊の活動を受けた7次隊の活動についても情報を共有し、意思統一をはかることもできたため、ミーティングはよい機会となりました。 明日はいよいよHuMA6次隊がダッカへ移動するため、7次隊2人だけの活動となります。引き続き2人で協力し、出来る事をみつけ、現場へ還元できる活動にしていきたいと思います。


施設訪問へ向かう準備
炎天下のキャンプ内を歩き回る


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