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HuMAの活動
2017-2018ミャンマー避難民本隊人道医療支援


6次隊 報告書と写真 

活動日:2018年3月1日
活動場所:ハキンパラ地区DCHT診療所、ハキンパラ地区難民キャンプ内

本日の活動概要
DCHT診療所及び周辺訪問、他団体によるキャンプ内啓蒙活動に同行・見学

朝食を取りながら、6次隊の2.5日間の現地調査に基づく現状の分析と収束に向けた提案書を日本に送ってから、DCHT(Dhaka Community Hospital Trust)診療所へと出発しました。

ハキンパラ医療施設:
Information and Feedback Centerで得たハキンパラの支援団体情報を元に、改めてハキンパラ内の医療関係団体を整理してみました。 リストには医療関係団体は13か所ありますが、地図上で確認できたのは10箇所。このうちDCHTのスタッフが「機能している」と認識したのは4か所、他、運営しているかと思われる機関が2か所ありました。

調査済みのところもあるので既にある情報を精査しながら、今後もしDCHTが地域としての予防活動に貢献していく気があるならば、これらのアクティブな施設との情報共有と可能な活動の連携など、横のつながりを強めることが重要であると考えます。 このリストと地図を元に、それぞれの施設の運営状況の確認と、可能であればスタッフからアウトリーチ活動などまだ入手できていない情報を得たいと相談したところ、午後は人がほとんどいないので朝一番の方が良いとのことで、とりあえず視察だけすることにしました。

ハキンパラ周辺医療施設視察:
ハキンパラ周辺には様々な団体によって運営されている医療施設があり、HuMAとしては協力体制の構築の重要性を感じてはいます。ですが、各団体の方針もあるかと思いますし、DCHTとしてもどのように考えているのかを確認してからのことなので、まず必要な情報収集と分析を行い、それを元に適切な提案ができればいいと考えます。今のところは現場レベルでスタッフと相談している段階ですが、そのうちDCHT責任者と話を出来ればと思います。

難民キャンプツアー・ドラマショー見学:
ユニセフの援助を受けて活動しているBITA(Bangladesh Institute of Theatre Arts)という文化系のローカルNGOが、ちょうど演劇を通じたドラマショーと呼ばれる啓蒙活動に出かけるところで、声をかけられたのでついて行くことにしました。BITAのベストを着たロヒンギャの青年たちがテントの中でのリハーサルを終えて、これからいざ舞台へ!というところでした。思いがけずハキンパラの避難キャンプツアーをすることになりました。

急峻で地面の土が乾燥して滑りやすい山道を昇り降りして行った先に、田んぼの跡地が広々と広がり、360度難民の住居を見下ろす形になっている「舞台」に到着しました。他の跡地でもサッカーなどをしている子供達が元気に走り回っていました。途中、井戸水で体を洗う人々、2-3まとまって建てられた公衆便所がそこかしこで見受けられました。大きめの道には土嚢や竹を組んで階段がつくられていました。家の大きさは横10mくらいでしたが、中は2,3部屋に区切られ、4畳半くらいのスペースに1世帯が住んでいる様子でした。その中にコンロがあり鍋で米を炊いたりしていました。少し汚い水たまりもありましたが、田舎の集落という感じで特にひどく不潔な印象は受けませんでた。

舞台に着くと役者たちは竹の棒で簡単なバックドロップをセットアップし、スピーカーでしばらくアナウンスをすると大人や子供達がたくさん集まりドラマが始まりました。下向き加減で照れながら芝居をするロヒンギャの男の子たち(女子はいない)、タバコや麻薬をする不良青年が登場し、最後は捕まる、という話でした。芝居の後にBITAのスタッフが年配の男性を真ん中に集めて、話をしていました。今回の薬物使用の話などは、これまで我々が考えていた避難民への精神面の対応法とはまた少し意味が違うような感じを受けました。ロヒンギャ難民は、定住を阻止する為に何らかの仕事や業務に就く事を禁じられている、と聞きましたが、つまりここでは、毎日食料や生活品、医療などが自由に支給される反面、住民たちは何もできないのです。ただいたずらに時間を持て余している事の裏返しで、今の状況が長期化すれば、キャンプ内にこれまでとは違った薬物などの新たな問題が出てきて、エンドレスに困難の連鎖が待ち受けているのではないかと、今回の劇を見て感じました。



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