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HuMAの活動
2017-2018ミャンマー避難民本隊人道医療支援


5次隊 報告書と写真 

活動日:2018年2月9日
活動場所:DCHT Health Care Center(診療所)、HOPE foundation

本日の活動概要
妊婦健診、胎児エコー、妊婦の栄養改善物資配給

朝からPWJ(Peace Winds Japan)がHOPE foundationで配付物資のソーラー式懐中電灯を受け取るということで、診療所に行く途中でHOPE病院に立ち寄りました。Safe delivery kitは在庫不足、ブランケットやベビー用品などは別の機会となりました。これらの物資の配布スケジュールはまだ決まっていません。

今日は、同じホテルに滞在しているアメリカのNGOが、DCHT(Dhaka Community Hospital Trust)診療所とハキンパラ地区の様子を見学したいということで案内しました。彼らは心のケアを中心とする難民サポートを予定し調査しているそうです。DCHTにて、実際に診察を待つ患者達や診療所で働く医師達にインタビューしていました。こころのケアはいつも後まわしになってしまいがちですが、とても大切なことです。たまたまホテルが一緒でロビーで挨拶したのがきっかけですが、支援に入るチーム同士が情報共有しあい、協働できるというのは嬉しいことです。

午前中は昨日と同様、HuMA看護師は妊婦健診、HuMA医師は胎児エコーの補助を行いました。

14時から、1月からずっと先延ばしになっていた第1回目のPublic Health Campaignが、今日から4日間の予定で行われます。これは全妊婦を対象とした栄養配給プログラムであり、前日にあらかじめヘルスワーカーが家庭訪問をしてマタニティカードを配布し、本日DCHT診療所に来てもらって1時間くらい話を聞いてから物資を受け取るというものです。ダッカにあるDCHT病院から数名のスタッフがきて、大学講師で産科医師の方がMother & Child careや妊娠中の栄養について、減災スペシャリストの方が安全な水や手洗いについて、などの話をされました。難民キャンプのブロック毎のリーダーも来て通訳していたのでロヒンギャの人達もわかりやすかったと思います。続々と集まった妊婦は約70名。当初は栄養失調の妊婦を選んで配布することも考えましたが、ほとんどの人が栄養不足ということで全員配付になりました。産科の女医は“ティカチェ?(みんなわかった?)”と何度も聞きながら話を進めていきます。午前中の妊婦健診からそのまま残っている人もいて少々疲れ気味のようでしたが、話が終わるといよいよ配給が始まりました。一人ずつバナナとビスケットが入った袋とさらに重くて大きな袋を手渡されて帰って行きました。この重い荷物を持つのは、子ども達もしくは夫です。重くて大きな袋の中身は、米4キロ、オイル、大豆シード、大豆、ピーナツ、チラ(ライスをつぶして乾燥させたもの)の6種類です。今回の来院をきっかけに少しでも妊娠に関する知識が得られ、妊婦健診を受けようと思ってくれることを切に願います。

終了後のスタッフミーティングでは、嬉しいニュースと残念なニュースが同時に発表されました。嬉しいお知らせは、スタッフの休息も考えて、バングラデシュの休日である金曜日の診察を午後から休診にするということです。とは言え、14時までは外来がありますが、それでもいつもよりは早く帰って休息や気分転換ができればと思います。スタッフ全員がこのお知らせに喜んでいました。これはHuMAメンバーがこれまで労務管理上の課題と考えていた「休日のない勤務」についての改善をPWJに伝え、PWJ担当者の方がすぐにDCHTに相談してくれて決定しました。このPWJスタッフはいつも仕事が早く、スタッフ全員のことを良く考えて橋渡ししていて本当に素晴らしいと思います。残念なお知らせは、これまで御世話になった2名のDCHT医師らがダッカへ本日帰ってしまうということでした。交代の産科医(女医)2名が代わりに来たためですが、引継ぎする時間も無い状態です。この約10日間、産科の専門医ではない彼らと妊婦健診や診療について話したり、お産の練習を一緒にしたり、一緒にランチをしたりなど多くの時間を一緒に過ごしてきたので、急なお別れは残念です。しかし実際のところ、3〜4週間休みなくずっと働いてきた彼らにとっては嬉しいニュースだったに違いありません。

私たち5次隊の活動も明日までで、御世話になったDCHT看護師も13日にはダッカへ戻る予定です。上記のPWJ担当者の方も一時帰国されます。このような状況なので医療の質の向上のための継続した支援というのが更に難しくなりますが、引き継ぎをしっかりしなければと思うと同時に、今回来られた産科医に期待したいと思います。活動もあと1日、心残りのないように頑張ります。


健康啓発活動が始まった
DCHTの大学講師/産科医師が健康教育を行う



栄養改善物質の配給
配給物資を運ぶ子供たち


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