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HuMAの活動
2017-2018ミャンマー避難民本隊人道医療支援


5次隊 報告書と写真 

活動日:2018年2月7日
活動場所:DCHT

本日の活動概要
ヘルスポストの視察、分娩室の整備、妊婦健診・記録類の確認など

今日はPWJ(Peace Winds Japan)現地駐在代表スタッフが会議に出席するためにコックスバザールに残るとのことで、HuMAチームのみでDCHT(Dhaka Community Hospital Trust)ヘルスポストへ向かいました。配給の日とのことで、途中、長蛇の列を作って受け取るロヒンギャの人たちに出会いました。みんな重そうに物資を抱えてお家に帰っていく様子は嬉しそうです。10時過ぎにクリニックに到着すると、 DCHTのビデオ撮影が入るらしく皆いつもは着ていないお揃いの白いTシャツを着ており、普段から仲が良いスタッフ達がより一層団結して見えました。すでに待合は患者さんでいっぱいでしたが、スタッフ達がきちんと順番整理を行い、患者を診察室にスムーズに案内していました。

今日は10人以上が妊婦健診チェックに来ました。昨日の妊婦健診を見ていると、腹部にも触れる様子はなく、明らかに胎児心音を聞かずに診察を終えていたにも関わらず、心音が妊婦全員のカルテに記載されていました。さすがにまずいと思い、それとなく聞いてみると「妊婦健診以外の患者もたくさん来るし忙しいからゆっくり診られない」と言います。妊婦健診の意味も考えて、ひとりひとり丁寧に診察し、少なくとも胎動は聞くように、また胎児心拍を聴いていない場合には適当に記載しないように伝えました。

担当医師がいる場合は超音波エコーを全例することになっているので、心拍数を確認することもできます。看護師も妊婦健診担当の女性医師も産科の経験が豊富というわけではなくトレーニング中のようですが、教える指導医や助産師はいません。このことはPWJ スタッフも問題と感じているようで、DCHT本部に産科医と経験のある助産師を派遣してもらうようにリクエストしているとのことでした。

今日はどうかと少し心配して再度一緒に妊婦健診に入りましたが、きちんと触診をして一人ずつ診察していました。また、自宅分娩の産後9日目の母子が受診した際、スタッフにお願いされて、ベビーの観察項目を一緒にチェックしました。とても一生懸命でまじめなので、すぐに改善しようとしてくれているのが分かります。折角慣れた頃に自分たちがダッカに戻ってしまうと思うと残念です。お産があれば24時間体制のオンコールで、休日もなく働いている彼らには本当に頭が下がります。

外来が落ち着いてから、分娩室の棚の片づけを看護師と一緒にしました。とりあえず段ボールの荷物を棚に詰め込んだだけだったので、ラベルを貼って棚を整理しました。やはり現地のスタッフが使いやすいように自分達で行うが一番です。吸引器も来たので組み立てて、使い方を知っているスタッフが他スタッフに教えていました。我々が初めてヘルスポストを訪れた時には雑然としていた分娩室が随分使いやすくなってきたように思います。オートクレーブ(滅菌処理を行える装置)も昨日から使用できるようになりました。あとはホワイトボードを準備して、産婦の情報を皆で共有できるようにする予定です。

久しぶりに明るいうちにホテルへ戻り、PWJスタッフと合流し今日の活動を共有しました。WHOにリクエストしていたお産関係のものを含む配布物品が明日届くとのことです。もらえるとなると、健診に来る人も増えるかもしれません。はじめの動機はどうあれ、最低4回妊婦健診をきちんと受ける人が増えて安全なお産が出来るよう願います。

吸引器を組み立てるスタッフ



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