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HuMAの活動 2018西日本豪雨災害のための初動調査


調査隊 報告書

活動日:2018年7月10日
主な活動場所:岡山県倉敷市真備町

本日の活動概要
災害対策本部の会議に参加、真備地区の視察、避難所にて診察やアセスメントを行った。

本日も朝から湿度が高く暑い一日でした。昨日同様、朝から倉敷市保健所へ向かい医療系の定例会議に参加しました。HuMAは再び倉敷市真備地区の薗小学校へ行くことが決定しました。橋の崩落や地域の水没による道路封鎖に度々会い、なかなか目的地へたどり着くことができませんでした。さらに迂回しつつ水没した地域の視察をしながら、安全に留意し目的地である薗小学校へ向かいました。

視察を行った倉敷市真備地区は大変な状況が続いています。泥で汚れた家財を片付ける人々、木陰の下に身を寄せて水分を摂取している人々、川の氾濫によってできた新たな小川で水遊びをする子供達など様々でした。特に私達が気になったのは、泥が乾いて、砂塵が激しく舞い上がる中で、マスクや手袋などを装着せずに、顔から噴き出すような汗を拭きながら、全身泥だらけになって夢中で片づけを行う人々の多さでした。多くの住民にマスク装着と水分摂取を呼びかける必要性があります。その視察の最中、前日に薗小学校にて犬咬傷の手当てをした児童とその父親に遭遇しました。再び我々に診察してもらいたいと思っていたとのことで、父親と相談し、その場で車のトランクに装備していた医療材料を用いて傷の手当を行いました。

薗小学校では、HuMA医師は診察を行い、看護師はアセスメントシートを元に重点的に確認するべき場所を絞って情報収集にまわり、もう一名の看護師は雑務を行いつつ情報収集を実施しました。本日は、教室で待機する診察スタイルではなく患者のもとへ足を運び診察を行いました。高齢者の方が多く、誤嚥性肺炎を疑う患者もおり、今後も経過を追うことが必要です。

今日明日中に多くのDMATチームが現場から撤退する方針であり、その後を見込んで医療ニーズの確認と、必要な避難所や避難者への対応をどのように引きついていくかが問題として挙げられています。他のNGOも徐々に集まりつつあるため、今後HuMAも他のNGOと協働することもあり得ると考えられます。今日は、避難所外で活動される被災者の必死な様子を垣間見る1日となりました。


朝から医療系の災害時対策本部会議 水が引いた後の砂埃がひどい


水が引いた後の片付けに疲弊 道端で昨日診た犬咬傷の女児に会い
泥だらけのガーゼを交換する


通行止めが多く、なかなか辿り着けない 日曜に、まび記念病院からの救助者の
船着き場となっていた所

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