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HuMAの活動 2018西日本豪雨災害のための初動調査


調査隊 報告書

活動日:2018年7月9日
主な活動場所:岡山県倉敷市真備町

本日の活動概要
倉敷市保健所災害対策本部にて会議参加および避難所にて巡回診療を行った。

本日HuMAは、倉敷市真備町の薗小学校避難所の担当となりました。

我々の到着時にちょうど熱中症が疑われる年配の女性がご家族によって搬送されて、HuMA医師が対応しました。寄り添い、話を伺い、トリアージを行いつつマッサージなどの手当てを行いました。避難所の室内も暑く、大型の扇風機が数台回っていましたが、利用者の方は大粒の汗をかいている状況でした。こちらの避難所でクーラーを利用できる部屋は、体調管理が難しい方や妊産婦に開放していました。

薗小学校避難民を対象に1時間半、HuMA医師と看護師による巡回診療を教室にて実施しました。診察した患者の多くが65歳以上の高齢者で、慢性疾患をはじめ体調不良の相談であり、必要な方には内服薬を処方としてお渡ししました。健康相談については、病状の訴えよりも避難がどれほど大変だったかを聞いてほしいという様子も感じられます。診察を終えて部屋へ戻られる方々のお顔に少し安心した様子が伺えたのが印象的でした。また犬に咬まれた幼児もおり、ガーゼ交換を行いました。

医療支援活動の他、岡山県保健師の方と避難所の情報を共有しました。避難所を利用されている人の移動が激しく、人数やその内訳の把握にはもう少し時間がかかるものと思わます。

避難所での活動後は倉敷市保健所の災害時対策本部に向かいましたが、避難所の周囲を囲むように広がっている水没したエリアを避けるため渋滞が激しく、通常より時間をかけて移動することとなりました。

本日『KuraDRO』〜Kurashiki Disaster Recovery Organizationの略で、熊本地震災害後に立ち上がったADROを参考にした組織〜が立ち上がりました。「倉敷は、KuraDROで戻ろう〜全ては復興のために〜」という目標となるキャッチフレーズも決まりました。この組織が倉敷の災害復興の中心となり、多くの派遣DMATやHuMAのように医療班登録をしているNGOへ指示を出す形で動くこととなります。多くの方と出会い絆を結び、かつ避難所生活の厳しさを目の当たりにした大変長い1日でした。


小学校の教室で診療活動を行う 体調不良者への診察の様子

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