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HuMAの活動
2017ミャンマー避難民本隊人道医療支援


一次隊 報告書と写真 

活動日:2017年12月19日
活動場所:ハキンパラ難民キャンプ

本日の活動概要
外傷患者や心のケアが必要な患者など、多くの方々をダッカコミュニティ・ホスピタルトラスト(DCHT)と共にサポートしました。

いつものアシャ女医と一緒に診療。二人で行う診療スピードも速くなり、アシャ先生からは、一緒にいてくれると診察も早いし色々と相談できて嬉しいと言われ、少しは役にたっているなと安心しています。女医同士で、主に女性と子供の患者を診ています。怪我や処置が必要な患者が来た時は、HuMA看護師とDCHTの看護助手の方が処置を行い、日々の診療活動はスムーズに進んでいます。

ところで診療所で列をなしているのは女性患者が圧倒的に多く、ずっとそれを不思議に思っていたので、本日アシャ先生に質問してみました。 午前中、男性は食料や物資配給に並び、それを丘の上の住居に運んだりしているから診療所には来ることが出来ない。男性のほとんどは何らかの身体的問題を抱えていて治療に来るが、女性は不定愁訴や些細なことで受診する人が多いのでは、と彼女なりに分析していました。

そんな話をしていたところ、精神的サポートが必要かと思われる女性患者が訪れてきました。精神安定剤や眠剤などはなく、アシャ女医と二人で背中をさすってあげるくらいしかできませんでした。ここではORSとビタミン剤、鎮痛剤の処方だけしかできないので、この診療所周辺で心のケアをしている場所の情報を調べなくてはいけないと思いました。

もしかしたら診療所を受診してきている女性患者たちの中には、日々の避難生活のストレスや辛い思い出に苛まされ、診療所で自分の症状を訴えることで気持ちが楽になっているのかもしれません。不定愁訴の患者さんの血圧を測定したり、丁寧に診察することで彼女たちの気持ちの安心につながっているかもしれないと思い、患者は多いが頑張らなくてはいけないと思わされました。

他には小児の上気道炎、下痢が多く、慢性栄養失調の2歳の女児は国境なき医師団(MSF)の病院に紹介しました。 咽頭炎も多く、ジフテリアの疑いで他の診療所からDCHTの診療所に紹介されるケースもありました。診察したところ、ジフテリアではなく上気道炎でありました。

また、縫合を指の切傷患者1名に、感染皮膚の処置を4名に行いました。皮膚の清潔が大切ですが、体洗浄は4〜5日に一回しか出来ない状況です。母親に対する衛生教育も必要ですが、今の診療所での診療体制は困難であると思われます。

腹痛の患者の診察は地面にビニールシートを敷いて行ったため、DCHTにプライベート確保のためのスペースの確保を再度検討してもらいます。

本日も忙しい一日でした。明日はWHOのヘルスセクターミーティングにピースウィンズ・ジャパン(PWJ)の方と一緒に参加予定です。

4日前に小指の縫合処置した患者の経過は良好。
消毒付け替えのために再来。
物資の配給に並ぶ難民の人たち


皆様の御支援宜しくお願い致します。
詳しくは左記メニュー「寄付のお願い」をご覧ください。

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